アニメ風イラストが広告に!アニメ風イラストが一般的に受け入れられ始めた理由を考えてみた

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こんにちは。アニメ風イラストが得意なイラストレーター佐野アスカです。

ここ最近で、広告やテレビCMなどにアニメ風のイラストが使用されることが多くなったと感じませんか?

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本当だ!街中のポスターにアニメみたいなイラストが使われてるね!

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街を歩いていても書籍や雑誌の表紙、企業のキャラクター、注意喚起のポスターやイベントポスターなどで日常的に見かけることが多くなりましたね。

少し前まではアニメ風のイラストはオタクなどの一部の人にしか受け入れてもらえないようなイラストだったと思うのですが、今では当たり前に目にするようになってきたと感じます。

それはどうしてなのか、少し考えてみました。

ここで言う「アニメ」とは

アニメとはもともと、静止画を連続させて動かし、目の錯覚によって動いて見えると言うアニメーションという技術の略ですが最近では「アニメ」と言う言葉が差すのは、漫画やライトノベル、ゲームなどが原作のテレビアニメのことを指すことが一般的です。(テレビアニメオリジナル作品もありますが)

多くは頭身が高く、書き込みも詳細でデフォルメも少ないです。

すべてがそうではありませんが、「萌え絵」や「イケメンイラスト」などと呼ばれたりもします。

アニメ風イラストが受け入れられ始めた理由

幼少期に子供向けアニメに触れた人は、「アニメ」という存在を身近に感じている

日本のアニメというのは、いまでこそ世界の中でもトップクラスのクオリティで、日本国内問わず、海外からの人気も熱いですが、今現在で言う「アニメ」が人気になったのはここ2〜30年のことだと感じます。

実は日本産のアニメーションは2017年に100周年を迎えており、歴史的には長いものなのですが、アニメが今のように成長してからはまだあまり時間がたっていません。

アニメはもともと子供向けに作られたものが多かったため、幼少期に見ていたと言う人も少なくはないのではないでしょうか。

幼少期に触れたイラストは、その人にとっては自分の生きる世界の一部として当たり前になります。

今現在の高いクオリティのアニメ作品を観て育ってきた人は、萌え絵などもごく当たり前のイラストと感じている場合があると言うことです。

スマホの普及でゲーム人口が増加し、多くのアニメ・漫画風イラストに触れる機会が増えた。

二つめの理由として、スマホゲームがあるのではないかと考えています。

スマホゲームは、今社会人の方も多くプレイしていますが、そのゲーム内で出てくるカードイラストはほとんどが高いクオリティの、プロのイラストレーターがかいたイラストですよね。

それを日々目にして、カードをゲットし、そのカードのキャラを使用してゲームをプレイし、ゲームに勝つことで、そのアニメ風イラストで描かれたキャラクターに好感をもつことで、アニメ風の絵柄に多くの人が慣れてきたということです。

映画「君の名は。」の大ヒット

これはかなり最近ですが、新海誠監督の2016年公開映画「君の名は。」のヒットによるものがあるのではないかと感じています。

実際、そのあたりから特に広告などでアニメ風イラストを目にすることが多くなったように私は感じています。

アニメ好きはもちろん、オタクではないカップルや一般の人もこの映画を見て、感動しました。

アニメ大好きな私は絵も好みで綺麗だしという理由で観たのですが、普段アニメを見ない友達が観て感動したという話を聞いて驚いた記憶があります。

君の名は。のヒットにより、テレビなどでの紹介が多くなり、頻繁にアニメの絵を目にすることとなり、さらに映画自体がストーリーも絵も音楽も素晴らしいものだったため、多くのひとが君の名は。のファンになりました。

お笑いなどでのネタにもなっていましたね。

それだけオタクではないひとが受け入れた君の名は。という映画で、アニメ絵の抵抗がなくなった人が増えたということです。

まとめ

日常でアニメ風イラストを見かけることが増えた

現在の日本人の生活は、アニメや漫画、ゲームなどに触れるのがごく当たり前になってきています。

本屋さんにいけば漫画もたくさんの数が普通に売り場に並べられています。

特に、幼少期からアニメに触れている若い世代はオタクでない方もアニメや

漫画を見ている人は多いですね。

受け入れられない世代もいる

ただ、オタクでない一般の人がアニメ風イラストを受け入れはじめたのは主に若い世代で、幼少期からアニメに触れる機会が少なかった世代もあります。

その人たちからすると、アニメ風のイラストが苦手だったり、強い嫌悪を抱く人もいます。

(私の母親もその一人です)

ですので広告や書籍の表紙、企業のイメージキャラクターなどでアニメ風イラストを考えている場合は、自社のサービスのターゲットがそのイラストを受け入れてくれる世代なのか、しっかりと考えてから使用するようにしましょう。

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